2011.2.17(金)
日本列島にまたもや寒波到来
寒く、冷たい週末になりそうですね
こんにちは
トモです
最近、にわかに話題になっている休眠口座
この休眠口座の預金の一部を基金に移し、ベンチャー企業や非営利組織(NPO)への支援、震災からの復興支援などに活用できないか、検討する動きが出てきているようです
ちょっとここで、お勉強
休眠口座とは??
休眠口座について全国銀行協会などでは、金融機関に預けられた預貯金のうち、10年が過ぎても引き出しや入金などの取り引きがない口座としています。
こうした口座のうち、残高が1万円以上の場合、金融機関は、預金者に取り引きが長い間ないことを知らせる通知を送ることになっています。
預金者と連絡が取れなかった場合、金融機関は経理上、このお金を利益と扱って決算処理することになっています。
また、1万円未満の場合は連絡を取らずに、同じように利益として決算処理を行います。
私たちの預金はどうなるのか??
法律上は、銀行の場合、商法が適用されて、5年間1度も取り引きがないと預金者の権利が消滅することになっています。
しかし実際には、金融機関は、取り引きのない期間や金額の多い少ないにかかわらず、預金はあくまでも預金者のものだという考えをとっており、預金者から要求があれば、何年たっても払い戻しに応じることにしています。
全国銀行協会などでは、休眠口座を基金に移して復興支援などに使う案について、「本人に無断で第三者が預貯金を利用することになる」として、金融機関の信頼を損ねることにつながると反対しています。
●婚姻によって苗字が変わったが、旧姓のままで置いている口座
●アルバイトの給料振込みのために作った口座
などが、休眠口座になっていることが多いようです
皆さんも思い出してください
1つや2つはあるのではないですか??
この休眠口座のお金を財政に使う案は、まだまだ課題を洗い出す段階だそうですが、このニュースによって自分の預金通帳を見直す人が増えて、銀行の窓口は込み合うかもしれませんね